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サトシのHなエッセイ
第32章 はい、集合してくださ~い!
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「ケータイ学園のみなさーん!」
先生、メガホンも使わないのに、よく大声がだせるな。

「これから地下鉄に乗って、四条駅から八坂神社にいきま~す!」

ガヤガヤ、ゾロゾロと移動し、僕達は八坂神社に向かった。
四条駅からは結構な距離で、商店街のアーケードを通って、祇園の街を横目で見ながら大きな交差点を渡る予定だ。

途中、大丸デパートを過ぎる頃に、山田先生が大きな声で説明している。

「みなさ~ん、この四条通りが先生の知る限り最も信号が多い道路です。
通りが狭く20~30ごとに信号があるからです。

サトシ君っ・・
女の子にキョロキョロしないっ・・・」

「し、してませんよぉ・・・」

「瞳を覗いて、
 信号越しに僕が写っているなんて、
 臭いセリフ吐いてたでしょう?」

「しょ、しょれはぁ・・・・」

「M子さんもスカートを超ミニにして、
 挑発するのはやめなさいっ・・・

 サトシ君っ・・・
 右手、ギュッギュしないっ・・・・」
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