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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第7章 ★悪だくみ★

先生からの返信に喜んで、お兄ちゃんはラインを続けます。
「お腹、痛い?」
「もう、痛くない」
「退屈?」
「検査終わったから、少し退屈かな」
「エロ小説でも持って行こうか?」
「バカ!」
「お見舞いに行ってあげるよ」
「ありがとう。うれしいな」
「行ったらキッスしてもいい?」
「来るな!!」
「何号室?」
「205号 2人部屋だけど隣は空きベッド」
「一緒にお風呂に入って身体を洗ってあげようか?」
「女湯に入る度胸があるならね」
「明日、勇介と二人で行きます」
「待ってるわ」
二人は顔を見合わせて、舌なめずりしています。
私はお兄ちゃんたちの話を聞いていたら、舌なめずりしているのは花園先生の方かもねって思っちゃいましたよ。女の直感だけどね……。

