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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第8章 お見舞い

お兄ちゃんと勇介くんが病院に到着する30分ほど前のことです。

看護師さんは検温の回収に回りながら、病室の照明を落としていきます。
看護師さんが最後に回ったのは205号室です。

「花園さん、検温は終わりましたか?」

「はい、私なんだか、熱っぽいんです」

「あら、体温計では平熱だけど……」

「ちょっと、胸に手を当てて下さいな。ああ、部屋のドアを閉めて下さいな」

「はいはい、あら、パジャマはどうしたんですか? 下着だけじゃあ風邪をひきますよ」

「だって、身体が熱っぽくて……でも脱いだら冷えてきちゃった。そこに温かいお茶があるから、飲ませて下さいな」

「はいはい、じゃあ、口移しですよ。はい、口を開けて……う、うぶぶ」

口移しと同時に舌がからまり、花園先生は看護師さんの肩を抱き寄せます。

「ブチュブチュブチュ、は、花園さん、あああ、ブチュブチュ」

「看護師さん、可愛い……ああ、可愛い看護師さん、プチュチュ」

花園先生の手が白衣の胸のジッパーを下ろします。

「ああ、花園さん、私の白衣のスカートをめくって、どうするんですか? ああん」

「看護師さんも、脱いで! 白衣を……脱いで……」

「ああ、花園さん、いけませんわ。ああ、ダメですよ、ああ」

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