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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第10章 ★スワッピング騒動★
(^_-)-☆ スワッピング騒動 ♪♪
夏が終わって秋だというのに、座卓に胡坐をかいて食事をしているお父さんとお兄ちゃんは、ランニングシャツとパンツだけの下着姿です。
日曜日の朝という気安さもあるのか、お母さんも白のロングスリップです。
おじいちゃんはいつもの寝巻き姿で、座椅子にもたれて新聞を読んでいます。
私とお姉ちゃんはブラウスを着て、きちんとスカートも穿いていますよ。
味噌汁をすすって食事を終えたお兄ちゃんは、手足をモゾモゾさせてお母さんに何か言いたげです。
お兄ちゃんはまた、学校で何かやらかしたみたいですよ。
意を決してお兄ちゃんは、言いにくそうに話を切り出します。
「あのう……、お父さんとお母さんに、聞いて欲しいんだけど……」
お母さんが、鋭い目つきで睨みつけます。
「健二、あんたまた、学校で先生に迷惑かけたんじゃないでしょうねえ? また呼び出されるんじゃないでしょうねえ? 何をやらかしたのよ、今度は?」
「何もやらないよ。学校へは真面目に行ってるよ」
「じゃあ、なによ? 敬子ちゃんに振られたの? 諦めなさいよ、もう」
「どうしてそんなこと言うのかなあ。振られてないよ」
「じゃあ、なにさ?」