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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第2章 ★お兄ちゃんのお願い★

お兄ちゃんはもじもじとしながら、とっても言い出しにくそうだけど、でもきっぱりと言いました。
「一度でいいからさあ、勇介にちょっとだけ……抱かれてくれないかなあ?」
お母さんはびっくりして、しげしげとお兄ちゃんを見つめています。聞き間違いじゃないかと問い返します。
「何ですって? 何て言ったの、あんた?」
「だからさ、ちょっとだけでいいから、勇介に抱かれて欲しい……」
「マジで言ってるの、あんた? ちょっとだけ抱かれるとか、どういうことよ? 勇介くんにとって、友達の母親だよ私は。まさか勇介くんが、私を抱きたいなんて言ってるの?」
お母さんの目は吊り上がっています。でも、本気で怒っているようでもないと、お兄ちゃんは見抜いているようです。
「だからさあ、あれ以来あいつ、お母さんのことばっかり考えてるんだよ。お母さんを裸にして、太もも舐め回してスッキリしなくちゃ勉強が手につかないからって……。あの時さあ、お母さんだって太ももチラつかせて、勇介のこと誘惑してたんじゃないの? 帰り際なんて、パンティが見えるくらいにスカートめくってたじゃないか」
「バカなこと言わないでよ。大げさだわよ。ちょっとからかっただけなのに」
「からかったじゃ済まないよ。太ももが目に焼きついちゃって、毎日悶々としてるんだから、何とかしてやらなくちゃ可哀想じゃないか。だってさあ、二学期が始まってもうすぐ試験なんだから、それまでに何とかしてやらなくちゃ、オレだって責任感じちゃうよ」

