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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第2章 ★お兄ちゃんのお願い★

お兄ちゃんにしつこく迫られて、勇介くんの試験の成績にもかかわるとまで言われれば、お母さんは渋々でも妥協するしかありません。
「うーん、仕方ないわねえ。じゃあ、ちょっとだけ太もも見せて、お相手してあげるわよ」
「ありがとう。じゃあ、今度の日曜日に、勇介とお姉さんの魔子ちゃんが来るから、よろしくね」
「えっ? どうして魔子ちゃんまで一緒に来るのよ?」
「オレさあ、勇介に交換条件を付けたんだ。お母さんを抱かせてやる代わりに、勇介のお姉ちゃんの魔子ちゃんを抱かせろって」
お母さんはマジギレに憤慨です。
高校生の勇介くんに抱かれることは、まんざらでもないと思っていたお母さんも、交換条件の餌食にされたとなれば、親としての沽券にかかわります。
お母さんはきつい口調でお兄ちゃんを咎めます。
「なによ、あんた、私をダシにして、本当は魔子ちゃんとヤリたかっただけじゃないのさ。ちょっとだけ抱かれてとか言って、私に勇介くんとセックスしろってことじゃないのさ。交換条件とかいい加減なこと言って、勇介くんは、本当に私とヤリたいって言ってるの? あんた、私を騙してるんじゃないでしょうねえ?」
「違うよ。ホントはさあ、交換条件は勇介の方から言い出したんだから……」
「勇介くんから? どういうことよ?」

