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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第12章 旦那さまと奥さま

その日、いきなり性交して、旦那さまがヨガスクールの会員になったことは言うまでもありません。
トレーニングはいつも定休日の月曜日に、彼女と二人だけのマンツーマンで行われたのです。
ヨガのポーズからそのうち四十八手の体位になって、密着のトレーニングから全裸で合体となり、二人の関係は深まり、想いはつのっていったのです。
旦那さんは息子の春樹くんの了解を得て、彼女の籍を入れることになりました。
結婚式が終わった数日後、彼女は極薄の下着で春樹くんを誘惑し、母子になる儀式だからと言って寝室に連れ込んで、晴れて契りを結んで仲良く3人家族となったのです。
だけど気になるのは、奥さまと息子との契りの儀式を、旦那さまは誰から聞いたのか。
まさか息子の春樹くんからではないでしょう。
それは、夫婦の夜の交合の最中に、あえて奥さまが白状したのです。
奥さまと春樹くんのセックスシーンを想像させれば旦那さまは嫉妬して、奥さまに猛然と襲いかかって激しい交合を期待できるから。
自分の妻が他の男に寝取られれば、誰だって嫉妬して興奮するでしょう。
妻が息子を誘惑してセックスしたと聞かされて、旦那さまは怒るよりも異常な性的興奮を覚えたのです。
その欲情した興奮が背徳の甘い蜜となり、スワッピングという発想につながっていったのです。
旦那さまの話にお母さんは納得したのか、白ワインの酔いも回って、部屋の明かりを豆電球に落として眠りにつきました。

