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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第13章 夜明け前

コマドリの間では、朝立ちの激しさで目覚めたお父さんが、チンポの欲情を抑えきれずに奥さまを裸にして、早暁のセックスを始めたに違いないのです。
旦那さまは耳をそばだてて、奥さまの喘ぎ声を壁越しに聞き入っています。
どんな思いで聞いているのでしょうか?
この壁の向こう側で、自分の若い妻が、他人の男に犯されている。
裸にされて、操を奪われ凌辱されて、その喜びに妻が悶えて喘ぎ声を上げている。
自分よりも23も年下の妻は、どのような嬌態で男に身を任せているのだろうか?
裸体の妻に男がかぶさり、オマンコにチンポを突っ込まれているのか?
妻はどんな顔で、どんな媚態を見せて抱かれているのか?
いったい昨日から、何回目の交合をしているのだろうか?
そもそも夫婦交換のきっかけは、ホテルのランチビュッフェでアメリカンドッグを二人で食べている時だった。
フランクフルトのアメリカンドッグも美味しいけれど、いつも同じフランクフルトじゃあ飽きてしまってつまらないわと妻が言い出した。
ソーセージだってサラミとかボロニアとかいろんな種類の味があるのに、一生に一本のソーセージしか味わえないなんて、あまりにも人生が味気ないわよねと、旦那の目を見つめて妻が言う。
あなただって、毎日同じハマグリばっかり食べていたんじゃあ飽きちゃうでしょう。たまにはホタテやサザエや赤貝だって、味わってみたいでしょうと言われて心が揺れた。
いつも同じ穴ばかり掘ってたんじゃあ、そのうち穴も変形するし、ソーセージも腐ってしまうんじゃあないかしらと言われて、確かにそうだと旦那はうなずいた。

