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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第2章 ★お兄ちゃんのお願い★

そうして日曜日の朝を迎えたのです。
お母さんが朝からシースルーブラックのスリップに黒バラ刺繍の勝負パンティを穿いていたのはね、勇介くんのお相手をするための、お色気対応だったのですよ。
私はおじいちゃんと二人で、おばあちゃんの命日の弔いのセックスを終えたところですよ。
急いで衣服を着て玄関に行くと、ピンポンとチャイムが鳴って、扉を開くと勇介くんと魔子ちゃんがいた。
お兄ちゃんが落ち着かない様子で出迎えたけど、なんだか危うい雰囲気に、私は後ろ髪をひかれる思いで玄関から出て行った。
私は桃ちゃんちでテレビゲームをする約束をしてたから玄関を出て行ったけど、あとでね、おじいちゃんが詳しく話してくれましたよ。
居間に通された勇介くんと魔子ちゃんは、お母さんの下着姿にドキリと生唾を飲みました。
これから確実に起こるいやらしい行為を想像して、お母さんの積極的なエロチックモードに気圧されたのかもしれません。
食卓から立ち上がって出迎えたお母さんに、魔子ちゃんが快活に挨拶をします。
「おばさま、お早うございます」
小柄でスリムな魔子ちゃんは、水玉ピンクのミニワンピースがよく似合います。
ちょっと背伸びをすると、ピチピチにはじける太ももが丸見えに露出するのです。
「あら、魔子ちゃん、いらっしゃい。大学生になって大人の色気がついてきたわね。だけど瞳はフランス人形みたいにパッチリで可愛いわ。健二がその気になるはずだわね」
そう言ってお母さんは、魔子ちゃんの頬を寄せて唇にそっとキッスをしました。
魔子ちゃんも、うっとり目を閉じてお母さんのキッスを受け入れています。
「おう、勇介くん、突っ立ってないで座りなさい」
お父さんが声をかけると、みんなは座卓を囲んで座りました。
お母さんは台所へ行き、インスタントのコーヒーを淹れる用意をしています。

