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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第3章 お母さんと勇介くん

「僕はその日、うちの畑で収穫したばかりの野菜を、隣のおばさまに届けるようにって、お母さんに頼まれたんです……」
お母さんは、勇介くんの話を聞きもらさないように、真剣に耳を傾けます。
「僕はいつものように、勝手に土間に入って台所に上がり、野菜を置いて帰ろうとしたら、奥の和室からおばさまに呼び止められたんです。お茶でも飲んで行きなさいって。おばさまが和室から出てきて野沢菜のおやきを出してくれたから、食べていくことにしたんです」
「ふーん」
「和室のふすまが開けっ放しだったから見えたんだけど、布団が敷かれた横にマッサージ師の女性がいて、これから始めるところだったんです。おばさまは和室に戻ると、ワンピースを脱いで下着姿になりました。シースルーの黒スリップに、黒いパンティが透けていました」
「へえ、ずいぶん色っぽい下着姿だわねえ。もしかして勇介くん、透け透けのスリップと黒パンティに反応したの?」
「うん……ちょっと、感じちゃった、ふへへ」
勇介くんは、甘えるような目でお母さんを見つめます。
「勇介くんたら、うふふ。それで、どうなったの?」
「それからおばさまは、布団の上にうつ伏せに寝て、マッサージが始まったんです。僕は台所でおやきを食べながら、マッサージの様子をじっと眺めていたんだけど、なんだか変なんです」
「どう変なの?」

