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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第4章 再び居間の座卓の横で

言葉を返せずに萎縮しているお兄ちゃんに、魔子ちゃんは叱咤して奮い立たせます。
「私を裸にしてクンニまでしちゃったくせに。チンポだって挿れてるくせに。順番からすればさあ、キッスやオッパイの方が先じゃないの? 今日の私はね、勇介との約束を果たしに来たんだってことを忘れないでよ」
「うん、分かったよ。怖い顔して怒らないでよ」
お兄ちゃんはおずおずと手を伸ばし、魔子ちゃんのオッパイを触ります。
魔子ちゃんのオッパイはもぎたての白桃です。
手の平でギュッと握り締めて、プリンみたいにはみ出した柔肌をペロペロと舐めます。
魔子ちゃんは優しい眼差しで見つめています。
お兄ちゃんの上目遣いの視線が、魔子ちゃんの視線と合います。
「ねえ、魔子ちゃん、勇介とは、何度もヤッてるの?」
「何度もなんてヤラないよ。童貞は奪ってやったけど」
「僕とさあ、どっちが大きいの?」
「男の子はすぐに比較したがるんだから。大きさの問題じゃあないんだよね。硬さでも器用さでもない、愛がどれだけあるかなんだよ」
お兄ちゃんは挿入したまま上体を落とし、魔子ちゃんの額に手を伸ばして前髪を撫で上げます。
「愛ならあるよ。魔子ちゃんのこと、大好きだから」
お兄ちゃんは魔子ちゃんと唇を合わせます。
初めてのキッスです。
魔子ちゃんの唇は花蜜のオブラートのように、甘く溶けてしまいそうです。
お兄ちゃんはプチュプチュと、長い長いキッスです。

