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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第4章 再び居間の座卓の横で

花園先生といえば、東京の女子大の教育学部を卒業してすぐに、お兄ちゃんの高校に着任してきた国語の先生です。
着任の翌日に歓迎会だと称して、お兄ちゃんたち5人が体育館の倉庫に先生を呼び出して、親睦を深める為とかうそぶいて輪姦してしまったのです。
花園先生はそれ以来、お兄ちゃんや勇介くんを見る目つきが変わったんだそうですよ。
どう変わったかというと、あの時のメンバーを見つめる先生の眼差しが、授業中でも潤んでるって、お兄ちゃんたちは勝手な解釈をしているのですよ。
「また強姦するのか?」
「強姦じゃないよ、あれは輪姦だったんだから。先生だって喜んでただろ」
「そうかなあ、メガネ越しに、けっこう厳しい目つきで睨みつけてたぜ。まあ、喘ぎ声も出してたけど」
「メガネの先生も可愛いけど、メガネをはずした切れ長の瞳は美人系だぜ。小柄でぽっちゃりの体型とクールな奥二重がアンバランスだけど、それが妙にセクシーじゃないか」
「うん、確かに……メガネ越しの瞳で見つめられると、つい……」
「つい、何だよ。ヤリたくなって勃起するのか?」
「ま、まあな。それで、どうするつもりなんだよ? 何か考えてるのか?」
お兄ちゃんと勇介くんは、花園先生にワナを仕掛けようと、何か悪だくみを思案しているようです。
さて私は、みんながご乱交の快楽にふけっている頃、桃ちゃんの家でテレビゲームの真っ最中でしたよ。

