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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第5章 ★テレビゲーム★

悔しまぎれにピラニアくんは、自分で持って来たゲームソフトを取り出しました。
「メグちゃんが来たから、今度はバトルゲームをやろうよ。親父がアメリカに出張した時に、ゲームショップで買ってきてくれたんだ」
「へえ、どんなバトルゲームなの?」
ピラニアの貴くんが、ゲームのルールを説明してくれます。
「これはねえ、敵の城に幽閉されたお姫さまが逃げ出して、格闘しながら自分の城まで逃げ帰るゲームだよ。お姫さまは逃げる途中で、いろんな防具を購入できるし、追いかける兵士も武器を購入できる。無事に城まで逃げ切れるかどうかのゲームだよ。もしも逃げ切れなかったら、お姫さまは兵士にヤラレちゃうんだ」
「なんだか単純だね……」
桃ちゃんの食いつきが悪いので、ピラニアくんは取って置きの提案をするのです。
「だからね、男と女が1対1の勝負をしてさあ、罰ゲームにするんだよ。もしもお姫さまが逃げきれなかったら、負けた人は勝った人にヤラレるんだよ……」
「ヤラレるって、どういうことよ?」
「だからさあ、ゲームのお姫さまと同じように、ヤラレるんだよ……、犯されるってことだよ」
「犯されるの?」
「もしもお姫さまが広場で捕まったら、負けた人は駅前の公園のトイレで犯される。もしもお城の庭先だったら、桃ちゃんちの庭で犯される。城まで辿り着いても、ロビーや廊下で捕まったら、居間の畳の上で犯されるんだ。そうすれば、真剣にゲームに集中できるだろう?」
桃ちゃんが興味を示して、本気の眼差しで問いかけます。
「兵士が負けたらどうするのさ?」
「みんなの前でマスかいてさあ、射精して見せる……ってのはどお?」

