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私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第5章 ★テレビゲーム★

私は安堵して……ちょっと嬉しくてストレートに問いかけます。
「じゃあさあ、本気で私と……ヤリたかったの?」
「う、うん」
「貴くんはさあ、最初からゲームのルールを知り尽くしてたんでしょう? 貞操帯の鍵とか、原チャリで勝てるって知ってたのね?」
「う、うーん、まあね。だったら……ヤラせて……くれないの?」
「ヤラしてあげるよ。だから、本当のこと答えてよ。桃ちゃんとは、もうヤッたの?」
「う、うん。夏休みに、初めて……」
「じゃあ、私とヤッたらさあ、浮気になっちゃうんじゃないの? 桃ちゃんのこと、好きなんでしょう?」
「桃ちゃんとは、誘われたから……ヤッちゃっただけで、オレ、メグちゃんが好きだよ」
「ふーん、桃ちゃんは、貴くんが好きじゃないのかなあ?」
「桃ちゃんは分からないけど、蓮は桃ちゃんが好きなんだよ」
「そっか、だから蓮くんと桃ちゃんに勝負させたのか。でも、桃ちゃんが勝ったらできないよ。桃ちゃん、本気出してたからなあ」
「それは運命だよ。桃ちゃんとヤレるかどうかは、あいつの根性次第なんだから」

