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幼なじみとしたいコト
第2章 と
どうしたんだろう? と思いながら春希の行動を目で追ってると、春希は突然、爪を切り始めた。
急に……爪切り?
切ったあとは爪ヤスリで削り、ハンドクリームらしきクリーム状のものを手に塗り込んでからベッドへ戻ってきた。
「……お待たせ」
「爪、切ったの?」
「うん」
「何で今?」
「何でって……秋ちゃんのナカを傷つけたくないから」
「あ……そっか、ありがと……」
指を入れるの、断らないんだ……。
春希の行動に胸がキュンとした。
それと同時に緊張もすごい。
「あたり前のことだよ。あ……体勢はどうする? 座ったままか、横になるか。横になったほうがラクだと思うけど」
緊張が伝わったのか、春希が気を遣ってくれる。
「あ……じゃ……横になる……」
「うん。痛かったらすぐやめるから安心して」
「うん……わかった……」
横になって足を開くと、春希の指がそっと割れ目をなぞってきた。
「あっ……」
「はぁ……秋ちゃんのココ、熱い。ゆっくり入れるよ……」
愛液を絡めながら入口を探していた指先が、遠慮がちにナカへ入ってきた。
「……んっ……」
「痛い?」
「ううん……」
「よかった……」
「……」
「……」
痛いかと思ったけど、思ったより平気だ。
それどころか……。
春希の指が自分のナカに入っているという状況にめちゃくちゃ興奮している。
春希も興奮しているのか、自身のソレを握っている右手の動きが速くなっている。
「……ん……あ……」
「はぁ……はぁ……」
気づいたら、まともに話す余裕すらない。
互いの息遣いや卑猥な水音に思考が持っていかれて、ただひたすら春希の右手の動きを目で追っていた。
あぁー……指いい……気持ちいぃ……
春希も……気持ちいいのかな?
チラリと目だけを動かして春希の顔を見ると、すぐに目が合ってドキリとする。
熱を持ったようなとろけそうな眼差しで見つめられて、カァァと顔が熱くなる。