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幼なじみとしたいコト
第2章 と
「ほらっ、水飲んで」
ペットボトルを受け取ってのどに流し込むと簡単に精液の味はなくなった。
春希もゴクゴクと勢いよく飲んでいる。
ふはーと息を吐くと、春希が顔を覗き込んできた。
「大丈夫?」
「うん、大丈夫」
安堵した様子で微笑む春希。
しばらく見つめ合ってると、平常心を取り戻してきたのかペットボトルを回収しながら恥ずかしそうに目をそらす。
「え……えっと……さわったとこ気持ち悪いよね。シャワー浴びる?」
「ううん、まだ」
私が首を振ると、春希は首をかしげた。
そのキョトンとした顔をもう一度、余裕なくさせたい。
そう思いながら春希を押し倒す。
「うわっ!? えっ……どしたの??」
「……春希。私……最後までしたい」
「…………へ!?」
「春希は? したい? したくない?」
「えっ、ぼ、僕!?」
「うん。どっち?」
「…………したい……です。で、でもっ、付き合ってないのにこういうことすんの、よくないっていうか……」
「すでに指2本入れたのに?」
「っ……」
はっきりしない態度の春希にしびれを切らして、小刻みに揺れている半勃ちのソレに手を伸ばす。
「ちょっ!?」
「春希のコレは、ヤル気満々みたいだけど?」
「あっ、やば……秋ちゃんの手……やわらか……」
気持ちよさそうな声をもらす春希に安堵しつつ予告なくソレの先っぽをペロリと舐めてみると、春希の体がビクッと揺れた。
「うあっ! えっ、えっ!?」
焦った声を出して体を起こそうとする春希を制止するようにパクッと咥えて舌を這わせると、快感に負けたのか体を起こすのをやめて後ろに倒れる。
「うぁー……舌すご……あっ、あっ、そこ、カリのとこやばっ……い」
「……ね、ゴム持ってる?」
口を離してゆるゆると上下に動かしながら聞くと、数秒迷ったあと春希はうなずいた。
「……持ってる。秋ちゃん……ほんとにいいの?」
「うん……初めては、春希がいい」
改めて言葉にすると恥ずかしっ……!
照れながらわずかに視線をそらすと、春希が勢いよく上体を起こした。