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幼なじみとしたいコト
第2章 と
「はぁ……秋ちゃん、顔隠さないで……」
春希が切なそうな声を出す。
ドキドキしながらも首を横に振って顔を隠したままでいると、太ももを掴まれて強く腰を打ちつけられた。
「んっ!」
肌と肌がぶつかる音が部屋に響く。
「はっ、秋ちゃ……」
「んっ、あっ……うぅ……」
「こっち……見て……」
春希が私の手を掴んで顔から離す。
……私は今、どんな顔してる?
目が合うと春希が微笑む。
「秋ちゃん……かわいい」
「っ!?」
か、かわいい!?
予想外の言葉に口をパクパクさせていると、春希が私を抱きしめた。
「あぁー……好き。秋ちゃん……好きっ、はぁー……好きっ」
「ああっ! やっ、待って、激しっ」
覆いかぶさってきた春希はその体勢のまま激しく腰を振る。
激しいのに気持ちよくて、だけど抱きしめられてるから逃げられなくて、必死に春希にしがみつく。
「激しいのいや? 痛い?」
「痛くはないっ……けど、気持ちすぎてっ、あっ、んんっ、ムリッ!」
「気持ちすぎて? もー……かわいすぎっ」
「んえっ!? ちょっ、はるっ、はるきっ、まっ」
どうやら私の言葉は逆効果だったようで、春希は硬いソレをナカの奥へ奥へとぶつけてくる。
「はー……はー……あー……やば……」
春希の熱い息が耳や肩にあたる。
普段より少し低くてかすれたような声色が、春希とは違う人に思えてゾクゾクする。
「秋ちゃん……僕もう……イッてい……?」
私のこめかみをさすりながら甘えた声を出す春希に、私は必死にうなずく。
「はー……好きだよ、秋ちゃん……あー……出る……あっ、んっ、うっ……」
春希の体が震えている。
ナカのソレもドクドクと脈打ってるのがかすかにわかる。
ぎゅっと抱きしめられて苦しいけど、春希が落ちつくまでは苦しいのも我慢するか、と思いながら春希の背中をさする。
春希は一瞬ビクッとしたものの、私の顔の横に顔をうずめたまま動こうとしない。
それにしても……あったかいなぁ。
体温が上昇したであろう春希の体に包まれていると、まぶたが重くなってきた。
セックスって体力使うんだなぁ……と思いながら私はそっと目を閉じた。