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幼なじみとしたいコト
第3章 したいコト
「え……旬くん!? 急にどうしたの? というか、ノックくらいして……」
先に反応したのは春希で、旬くんは春希の言葉をスルーして断りもなくズカズカと部屋へ入ってきた。
しかも、にやにやしていて、やな感じ。
「ん~? な~んかこの部屋、やらしい匂いすんなぁ。おまえらもしかして、セックスした?」
ビクッとする私に春希が布団をかぶせてくれる。
距離感が近くてムダにボディータッチが多い旬くんから私を守るためだろう行動に、胸がキュンとした。
「……旬くんには関係ないよね」
春希が冷静に答えると、はははっと旬くんが笑う。
「否定しないんだ?」
「うるさいよ。なに、用がないなら帰ってよ」
「あ~~用は終わった。けど、秋良に用ができた」
「秋ちゃんに? なに、用って」
「だから~秋良にって言ってんじゃん。春希は黙っててよ」
そう言って、旬くんは無遠慮にベッドに腰をおろした。
「なぁ、秋良」
「……な、なに」
春希の後ろに隠れながら布団から顔だけ出して返事をする。
「セックス気持ちよかった?」
「は?」
「春希のちんこで、おまえのまんこは満足した?」
「……」
「クリトリスじゃなくて、ちんこでイケた?」
「……やめて」
「俺なら処女でも潮吹きさせて、まんこ壊れるくらい何度も膣イキさせて、ぐっちょぐちょになったまんこにたっぷり精子出して……」
「やめてってば!」
「旬くん!」
私が叫ぶのと、春希が旬くんの胸ぐらを掴むのがほぼ同時だった。
は、春希……。
「なに春希。ちんこでイかせられなかったの図星なの?」
「え、なに。旬くん何なの? 何で秋ちゃんに絡むの? 旬くんの周り、たくさん女の子いるじゃん!」
「あー? それはそれ、これはこれ」
「は? 意味わかんないよ。秋ちゃんもイヤがってんじゃん。やめてよ」
「んー……それは試さんとわからんくね?」
「……どういう意味?」
「……こういう意味」
にやっと旬くんが笑って、胸ぐらを掴んだままの春希の腕に素早く手錠をかけた。