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第15章 香と真司、浩一と麻衣子…

香は疼く身体をそのままに年末年始を過ごし真司との初詣デートをしていた…

…ヒカルさま…なんで…

そう思うがメールで催促などしたらもうして貰えないかも知れない恐怖から出来ずヒカルが真司と関係を作らせようとしているのを知っているがSEXで全く満足出来ない相手と付き合う選択肢は香には無く…それを真司に告げる事も難しい為宙ぶらりんの状態だった…

アナル開発をしていたのにそれも真司と会うようになって中断している節がありいくら忠実に奉仕しても焦らされ真司に抱かれるよう言われてしまう…

そんなイライラが表に出てしまい真司が…

真司「香さん？どうしたの？最近ずっと変だよ？」

香「あっ…ごめんなさい…ちょっと色々あって…真司くん…今日はここで終わりでもいい？」

真司「！！…あっ…うん…また会ってくれる？」

そう言われて少し笑い頷き早々に背を向けて駅に向かう…

それを見ていた真司は首を傾げ…

…ヒカルに聞いてみるか…大学関係かな？でも休みのはず…なんだろう？

納得の行かない香の態度に困惑して真司は年明けの集まりに参加してヒカルを捕まえて…

真司「ちょっといいか？」

ヒカル「ん？ああ…なんだよ？」

真司「あのさ？香さん…ちょっと変でさ？何か知ってる？」

ヒカル「さぁ？大学休みだし会ってねぇから知らないよ…お前何かしたのか？」

当然思い当たる事は無く無いと答え…

ヒカル「明日大学行くから様子見て来てやるよ…さっさと付き合えば？」


真司「うーん…俺はそのつもりなんだけど…香さんがさ…イマイチで…」

ヒカル「連れ込むことばっか考えてるのがバレてんじゃね？」

真司「うっ…た、確かに…それは思い当たるけど…」

そんな話しをしている中恵美と由香からの視線を感じ真司との話しを切り上げ…

2人を無視して他の仲間たちと交流してその日は帰り…

…香の奴やっぱり駄目か…どうするかな…

浩一のSEXにどハマりして思った以上の反応を見せるようになってこのままだと浩一から離れられなくなるかもと真司に満足させようと中出しSEXまでさせたが内容に全く満足していない事がメールからも伺える…

しばらく思考に耽り浩一は香の部屋に向かう…途中真司に出会わないよう細心の注意を払ってマンションに入って行く…