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入れ替わった青年
第1章 始まりの日
浩一が1番ショックを受けたのは顔の包帯を取り鏡で確認した時で自分の顔では無くヒカルの顔になっていた事だった…まだ成形して傷などで腫れていたが間違いなくヒカルの顔になっていた…

何故こんな間違いが起きたのかしばらく分からず考えていたがホテルを出る時にヒカルの衣服を着ていた事を思い出した…

ヒカルの両親の話からその衣服が浩一がヒカルだと判断する唯一の材料だったらしく容体も緊急を要していた事でこの間違いが起きたらしい…

浩一になったヒカルは即死で浩一が目を覚ます数日前に既に葬式まで終わっていた…

そう言った事をヒカルの両親から聞いて…

…顔もヒカルだし…どうしよう…

病室で途方に暮れていたが浩一の頭に悪魔の考えが…

その考えが浮かび浩一はヒカルになりすますことに決めここからの問題をどうするかを考えていた…一つは筆跡でこれは事故のせいにして書けるが少し歪な字にして誤魔化し今の時代携帯とパソコンがありそうなっても困らないと思いそれを押し通す事にした…

もう一つはヒカルの両親だったが事故のショックを理由に多少性格の違いは許されるだろうと思いあとはヒカルの両親に合わせて行く…元々大学からヒカルも一人暮らしを予定していた事からこれもクリア出来る…

友人関係も高校生からはどうにかなる…それ以外の人間関係は事故と一人暮らしになるのを理由に疎遠にして行くしか無い…

浩一は事故から数カ月後ようやく退院してヒカルの家に戻った…少し戸惑ったがなんとかヒカルになりすますことには成功していた…

大学は事故諸々があり特別措置を取って貰えることになり夏休みの間に遅れた分を在宅で勉強することになった…

浩一の1番の難関はヒカルが両親をどう呼んでいるか…だったが普通に父さん、母さん…だったらしくドキドキしながら切り抜けた…

身体の怪我は骨折、打撲、顔面成形が主だったが顔はほぼ傷も分からなくなりヒカルそのもの…脚と腕にはまだ見える傷跡があるが全く問題ない…

ヒカルの私物で困った物は一つだけだけでキャッシュカードなどのパスワードだった…

しかしこれは思いの外簡単に解決出来た…本人だと証明出来る事が大きい…

パソコンのパスワードは部屋で思いつく限りを入力してもやはりダメだったがそこも本人で持ち主だと言う事から知ることに成功していた…
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