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入れ替わった青年
第41章 浩一
そうとは知らずに光一が見に行った翌日浩二に調べた内容を報告した…それを聞いて浩二はホッとした一方でもう一度と言う思いに駆られた…

しかし浩二はどうしても抱いて見たいと思って居る女が父親の第三秘書をしている…

ヒカルがその女の履歴を調べずに採用している事に少し違和感もあるが…その秘書は沙也香の娘だった…

それ故に浩二が抱いて見たいと思う女だったが…まさか父親の吐け口になって居る事までは知らない…

その秘書が珍しく社長宅である自宅を訪れていた…

浩二「ちょっと構いませんか?」

秘書「??はい何か?」

浩二「…ここじゃちょっと…」

そう言って耳元で母親の事でと言うと真っ青になり頷き浩二の後をついて部屋に招いて座ってもらい…

秘書「ご存知と言う事は社長も…」

浩二「はははっ親父は知らないですよ…詮索不用って言ってましたから…感じたりはしてるかもね…」

秘書「…では母の話しとは…」

浩二「沙也香さんの娘さん…はぁっ…すいません…やっぱりいいです…」

浩二は抱けるだけの材料は手に入れたが生来の優しさからそれを使う事をやめて話しを誤魔化し…唯一母親の件だけ注意喚起して口外はしないと約束した…

秘書「…ありがとうございます…」

そう言って部屋を後にした秘書と沙也香はやはり似ていて親父が気が付かないはずはないのにと思いながらもインターンとして会社に出入りしながら今度はいつ沙也香に会いに行くかを妄想しながらセフレを肉便器にして発散させていた…

そして由香は沙也香そっくりの女がヒカルの家に出入りしている事に驚愕して…

…ま、まさか沙也香も…じゃあの子は…

たまたま一度寄った日に由香に見られてその素性まで知られてしまった…もちろん父親はヒカルでは無いが…

紗枝の母親は沙也香だが紗枝自身も父親を知らない…母親が何も教えてくれず祖母の元で育った紗枝は幾ら調べても分からなかったがある日就職活動をしている時一目惚れする形でヒカルに夢中になって押しかけるように身体を差し出し抱かれた…その快感を知った今ヒカルの元を離れる選択肢は無く母親や祖母達さえこの関係は知らない…

その紗枝が知らない父親は当時ヒカルがその確認をやめた頃沙也香は体調を崩して避妊薬を飲んで居なかった時の事…
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