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好きが生まれる場所〜オフィスラブ短編集〜
第1章 その温もり、反則です
もうっ!希恵さんったら!
涼君がお気に入りだからって言って、構い過ぎ。
と言いつつも、私も社長の裕翔さんが、お気に入り。
ふと裕翔さんの方を見ると、目が合い、手を振ってくれる。
それが嬉しくて、私も手を振り返す。
ああ、社長。
彼女、いるのかな。
あの美男子で、いない訳はないけれど。
もし、もしいないのであれば……
私、立候補してもいいですか?社長。
そんなある日、希恵さんからショックな話を聞いた。
「どうやら、ウチの社長。お見合いするみたいよ。」
「お見合い⁉」
結婚。それは、誰にでも訪れる事だと思う。
でも、この期に及んで、社長がするなんて!
「相手は、相当なお金持ちのお嬢さんみたいよ。」
涼君がお気に入りだからって言って、構い過ぎ。
と言いつつも、私も社長の裕翔さんが、お気に入り。
ふと裕翔さんの方を見ると、目が合い、手を振ってくれる。
それが嬉しくて、私も手を振り返す。
ああ、社長。
彼女、いるのかな。
あの美男子で、いない訳はないけれど。
もし、もしいないのであれば……
私、立候補してもいいですか?社長。
そんなある日、希恵さんからショックな話を聞いた。
「どうやら、ウチの社長。お見合いするみたいよ。」
「お見合い⁉」
結婚。それは、誰にでも訪れる事だと思う。
でも、この期に及んで、社長がするなんて!
「相手は、相当なお金持ちのお嬢さんみたいよ。」