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好きが生まれる場所〜オフィスラブ短編集〜
第1章 その温もり、反則です
「さっきも、手振ってくれなかったし。」
それは、もう社長を好きになっては、いけないと思ったから。
「社長、聞いてもいいですか?」
「何でもいいよ。香奈に隠す事なんて、何もない。」
お兄さんみたいなキャラで、私を宥める社長。
「お見合いするって、本当ですか。」
社長は、キョトンとしている。
「どこからその話を?」
「希恵さんから聞いたんです。」
「希恵さん?あの人、本当何でも知ってるんだな。」
面白い事を言われても、笑えない。
「そっか。香奈は、俺がお見合いして、結婚すると思っているのかな。」
「そうです。」
ガラス張りだって分かってる。
でも、今社長にアタックしなかったら、一生後悔する!
それは、もう社長を好きになっては、いけないと思ったから。
「社長、聞いてもいいですか?」
「何でもいいよ。香奈に隠す事なんて、何もない。」
お兄さんみたいなキャラで、私を宥める社長。
「お見合いするって、本当ですか。」
社長は、キョトンとしている。
「どこからその話を?」
「希恵さんから聞いたんです。」
「希恵さん?あの人、本当何でも知ってるんだな。」
面白い事を言われても、笑えない。
「そっか。香奈は、俺がお見合いして、結婚すると思っているのかな。」
「そうです。」
ガラス張りだって分かってる。
でも、今社長にアタックしなかったら、一生後悔する!