この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
好きが生まれる場所〜オフィスラブ短編集〜
第1章 その温もり、反則です
「社長、来てもらっていいですか。」
部長の太一さんが、息を切らして社長室に流れ込んで来た。
「何かあったんですか。」
「とにかく、来てください。」
部長に頼まれたら、社長は行かずにはいられない。
「社長、ここで待っています。」
小声で囁いた結果、社長は立ち上がって、社長室を出て行った。
何かあったんだろうか。
太一さんがあんな焦るなんて、余程の事があったんだろう。
「こらっ!」
突然、太一さんに怒られた。
「会社の中で、何やってるんだ!」
「えっ?」
「キ、キスなんて、卑猥過ぎる!」
はあ⁉
私は、ハッと気づいた。
「まさか!私と社長がキスするところを見て、止めようとしたとか!」
部長の太一さんが、息を切らして社長室に流れ込んで来た。
「何かあったんですか。」
「とにかく、来てください。」
部長に頼まれたら、社長は行かずにはいられない。
「社長、ここで待っています。」
小声で囁いた結果、社長は立ち上がって、社長室を出て行った。
何かあったんだろうか。
太一さんがあんな焦るなんて、余程の事があったんだろう。
「こらっ!」
突然、太一さんに怒られた。
「会社の中で、何やってるんだ!」
「えっ?」
「キ、キスなんて、卑猥過ぎる!」
はあ⁉
私は、ハッと気づいた。
「まさか!私と社長がキスするところを見て、止めようとしたとか!」