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妹をこんなにしたのは僕のせい?
第1章 薄灯りの中
しおりはずいぶんと痛がって、僕はある意味妹の体をこんなにも痛めつけてしまった事と、ついに兄妹の一線を越えてしまった事の自責に駆られた。
それに・・・僕はしおりの中で二度、三度と擦りつけただけで抜き去る間もなく膣内に射精してしまったのだ。
はっきり言う。僕も女と寝た事はなかった。
情けない限りなのだ。

「大丈夫か?」

「うん。動けないほど痛い・・・まだ痛い」

「平気なのか?」

「うん。たぶん平気、ヤっちゃった子も痛いって言ってたもん」

処女の血というのはもっとドバっと出るかと思っていたがペニスの根元に赤く染めるほどと、そっと拭ってやったティッシュに僅かに血がしみついた程度だった。

「中出ししちゃった。ゴメン」

「うん。たぶんしたと思った・・・ぴゅぴゅって」

「大丈夫なのか?」

「うん。たぶん大丈夫。妊娠したらアニィに一生面倒みてもらうから・・・」

「あぁいいよ」

「ホントに?結婚しちゃおか?私たち」

「兄妹でできるわけないだろ」

クスっとしおりは笑ってみせた。幼い頃と何ら変わらない笑顔がまた僕の心を突き刺した。
あんな事ばかりして悪ふざけが過ぎた結果なんだろう。
たった一回だけの過ちだったんだ。そう、誰にも言わなければどうという事はないさ。
だけど、僕は今夜の事を一生忘れないし、どんな事があってもしおりは僕の妹なんだ。
しおりの髪を撫でながら僕はそんな事を思った。

ところが明くる日の夜もまだ浅いうちに。
しおりは風呂から上がるとパンツも履かずに僕の膝に乗っかかってきた。

「ねぇ、アニィ。またしようよ!」

「またって、お前。また痛くなるだろ?」

「股痛くなるって、面白れぇ!痛くなくなるまで毎晩しようよ!」

「おふくろ達まだ起きてるってば」

「分かんないわよ。私、母さんみたいにヤラしい声上げてた?あぁん、あぁん、気持ちいい!気持ちいい!って・・・」

「上げてないけど、ヤバいだろ」

申し訳ない。結局また、しおりの穴を使いました。
それから本当に毎晩コスらされた。
「もう痛くないわ。気持ちいい」と言っても僕は3日と空けずにコンビニでゴムを買うハメになった。

ちなみにこの頃になっても両親は週に二、三回はバコバコ励んではいた。

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