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妹をこんなにしたのは僕のせい?
第2章 混乱
兄二十歳、妹十八歳。子供の頃から使い込んでる二段ベッド。
やがて僕ら兄妹は大きくなってもそのままで、子供部屋もやはり共用のままだった。住宅事情というやつは仕方ない。

「アニぃ!アニぃ!」

トイレから出てきたしおりが大声でその子供部屋に飛び込んできた。

「おめでとう!ちゃんと生理きたよ!」

捲り上げたシャツと擦り下ろしたパンツの間。
陰毛の下からは白い糸が一本垂れ下がっている。

「ちゃんとゴム着けてるよ」

「たまにナマで入れるじゃない」

「お前が待ちきれずに跨がるからだろ?中には出してないよ」

兄と妹。人には言えない関係の際には最悪の事態を避けるため、必ずコンドームを使用している。
妊娠が危惧されるとしたら、しおりが外で他の男と交わってる事にあるだろう。
僕ら二人はこの部屋でお互いに初めての行為を経験した。
痛みに慣れた後のしおりはセックスの快楽に溺れ、それこそ毎日。時には1日に数回も求めてくる。
当然、兄の口からはちょっと憚るが十八歳で誰にでも股を開く、いわゆる「サセ子」の異名をとっているようだった。
おかげで躰の寂しさを埋めるために僕が使われる頻度はかなり減ってきた。

「アニぃのが一番気持ちいい。やっぱり兄妹だからかな?」

そんな理屈は聞いた事ないが、そう言われるとちょっと嬉しい。しかしながら、いつまでも兄妹で欲情を重ねているわけにもいかないと僕は思っていた。
どこかで終わりにして、また普通の兄妹に戻らなければと思うのだが、それを思えば頼み込んでしおりのオ◯コを舐めさせてもらった僕に原因があるという自責の念がまた妹の躰の火照りを埋めざるを得ないのだった。

「ねぇ、これ引っ張るとオ◯コが開いてパカッとくす玉になったら面白いよね。生理おめでとう!って」

何をバカな事言ってるのかと思いながらも片足上げてタンポンの紐を引っ張る妹が愛おしく感じたりもする。

「あぁ、またしたくなってきた。早く終わらないかな」

「今始まったばかりだろ」

「ねぇ生理中だけどしてみる?中に出しても大丈夫だよ」

「やめとけ!」」

しおりは自分が経験してきた男子との事をわりと詳細に言って聞かせたりとかした。
あいつは行為の最中にあはんあはんと女みたいなよがり声を上げるだの、こいつは激しいけど自分だけすぐにイッてしまうだの・・・
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