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妄想完全犯罪
第1章 お仕置き
「私の永い経験から言うとその落ち着いた様子だと初めてじゃないですね何回目ですか」
「初めてです、ほんの出来心で」
「惚けても駄目ですよ、警察に行って調べれば直ぐに分かりますよ、それじゃあ学生証を見せて下さい」と強く言うと諦めたようで
「済みませんこれまでに3回捕まりました」とうなだれて学生証を差し出します、私はそれをを写真に撮り
「倉木涼子さん17歳ですね、最近は万引きの被害で潰れてしまう店舗も出ていて厳罰化の傾向にある、4回目となるとかなり厳しい事に成るのは覚悟して頂かないとなりませんね」
これを聞いてようやく事の重大性に気付いた様で泣き出します、私は追い打ちをかける様に
「あなたは未成年なので取り敢えず保護者の方に来て頂かないと、お母さんに電話して貰えますか?」
「母には心配をかけたくないので」と俯きます。
「どうせ警察に行って身元引受人を呼ぶなら今来て貰った方が心強いんじゃないですか?」
涼子は渋々電話をしますが何と言っていいのか分からず黙っていると携帯から
「涼子どうしたの?」と心配そうな母親とおぼしき人の声が聞こえます。
「私からお話しましょうか」
「お願いします」と泣きながら携帯を渡します。
「お母様ですか?私、書店の警備をしてる者ですが、お嬢さんが万引きをしましてこれから警察に引き渡しをするんですが前が3回も有るのでかなり厳しい状況で、ご本人もかなり興奮している状態で取り敢えず保護者の方にご連絡を差し上げたのですが」
「直ぐに伺います、どちらに行けば宜しいですか?」
「何処か落ち着いてた所でお話したいのですが」
「今何処ですか」
「渋谷です」
「初めてです、ほんの出来心で」
「惚けても駄目ですよ、警察に行って調べれば直ぐに分かりますよ、それじゃあ学生証を見せて下さい」と強く言うと諦めたようで
「済みませんこれまでに3回捕まりました」とうなだれて学生証を差し出します、私はそれをを写真に撮り
「倉木涼子さん17歳ですね、最近は万引きの被害で潰れてしまう店舗も出ていて厳罰化の傾向にある、4回目となるとかなり厳しい事に成るのは覚悟して頂かないとなりませんね」
これを聞いてようやく事の重大性に気付いた様で泣き出します、私は追い打ちをかける様に
「あなたは未成年なので取り敢えず保護者の方に来て頂かないと、お母さんに電話して貰えますか?」
「母には心配をかけたくないので」と俯きます。
「どうせ警察に行って身元引受人を呼ぶなら今来て貰った方が心強いんじゃないですか?」
涼子は渋々電話をしますが何と言っていいのか分からず黙っていると携帯から
「涼子どうしたの?」と心配そうな母親とおぼしき人の声が聞こえます。
「私からお話しましょうか」
「お願いします」と泣きながら携帯を渡します。
「お母様ですか?私、書店の警備をしてる者ですが、お嬢さんが万引きをしましてこれから警察に引き渡しをするんですが前が3回も有るのでかなり厳しい状況で、ご本人もかなり興奮している状態で取り敢えず保護者の方にご連絡を差し上げたのですが」
「直ぐに伺います、どちらに行けば宜しいですか?」
「何処か落ち着いてた所でお話したいのですが」
「今何処ですか」
「渋谷です」