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not erotic love stories
第94章 待ち合わせ2:私が小さな男の子を好きになった理由
その余韻を頼りに、私達は2年を過ごすことができたのだ。
そして今、私達は再会する。

父の任期切れを待たず、私は大学入試を節目にして帰国した。
空港に迎えてくれる筈のヤツを待ちながら、待ち合わせ場所の大きな時計を眺めていた。

そろそろ来るはずと、あたりを眺めていると。
見知らぬ大きなシルエットが近づいてくる。

「由美っ・・・。」
叫ぶ声はヤツのものだった。

「ええっ・・・・?」
唖然とする私に向かって、太い眉毛のサル顔が近づいてくる。
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