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not erotic love stories
第94章 待ち合わせ2:私が小さな男の子を好きになった理由
「由美っ・・・」
ヤツは叫びながら、私をギュッとした。
走ってきたのだろうか。
汗臭い匂いが鼻をくすぐる。
「き、清志・・・・」
私は半信半疑で、ためらいがちに抱きしめ返していた。
この大男が、清志だなんて到底信じられなかったから。
だって、この間から2年しかたっていないのに。
「由美と別れてから、急に背が伸びたんだ・・・」
サル顔のヤツが照れくさそうに言う。