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not erotic love stories
第125章 初めての願い:赤石君が園田さんに恋した理由
図書委員会の終わり際。
プリントの下隅に、小さく書いた。

「今日だけでいいから、一緒に帰ってくれませんか?」

その一行を書いた後。
園田さんは顔を上げ、コクリと頷いてくれたんだ。

その瞬間。
ファンファーレが僕の頭の中で鳴った。

下駄箱から靴を出すのも、もどかしく。
僕は園田さんの自転車が置いてある校舎の隅まで一緒に歩いた。

普段は何でもない短いルートが。
とても印象に残る思い出として僕の脳裏に刻まれたんだ。

もうすぐ、駅に着く。
僕は電車に乗って家路に向かう。

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