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僕と彼女の週末
第15章 19:00 ブレーキ
千夏ちゃんに人格を疑われないラインはどこだろう…。

「……舐めちゃう…多分」
多分?しょうもないごまかし。
でも、これはセーフだろう。

「どこ?おまんこ?おっぱい?」
千夏ちゃんから出てくるどストレートな言葉に、言葉より先に体が反応してしまう。

「とか…」

「あとどこ舐めたい?」

「いろいろ…てか、全部……あ…」
足と言いかけて、アナルとどっちが変態っぽいかを瞬時に比較する。
「…アナル…とかも…」

「なーに、その顔。ちょっと興奮しちゃう」
僕のほっぺをペチペチと指先で叩く千夏ちゃん。

「千夏ちゃん…」

キスしたくて、体を千夏ちゃんに近づけていくと、千夏ちゃんが僕の頭を押さえて近づくのを拒否した。

押された頭はそのまま千夏ちゃんのお腹のあたりまで下げられる。
「興奮してる匂い、する?」

触れない程度に鼻をソコに近づけて、すぅっと嗅いでみた。

(…わかんないよ)
わかんないけど、微かに香った気もした。
僕の期待が大きすぎるせいかもしれない。

本当はもっとココに鼻が潰れるほどに顔を埋めて、思いっきり吸い込みたいんだよ。

返事もせずにもう一度、できるだけたくさん千夏ちゃんの成分を取り込もうと、大きく鼻から吸い込んだ。
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