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僕と彼女の週末
第15章 19:00 ブレーキ
意地悪な企み顔で僕を見下ろす千夏ちゃん。
「そうだよ」

僕は察したよ。本当はその言葉とは真逆なんだよね?「ちょっとだけ舐めるのは?」

「ダメ。寝起きまで私に触らないでね」

「千夏ちゃんが寝ちゃう前に、今、一回千夏ちゃんを気持ちよくしたいの」

「それ、いらないから」
あれ?思ったよりも頑なだ。本気で言ってるの?
離れて過ごす一週間の禁欲もきつかったけど、一緒に過ごす一晩の禁欲はそれ以上かもしれない…
しかも…

「でもさ、完全に寝ちゃったら気づかないんじゃない?なぁんて…」

「気づくよ」


その後しばらくそんな話をしてたけど、千夏ちゃんは一度もいいよとは言ってくれなかった。


ふと立ち上がった千夏ちゃんが、まるでめまいがしたみたいにふらついた。案外薬が効いてるみたいと笑いながらトイレに向かって歩いていく脳天気な千夏ちゃんが心配で、ついていくことにした。
便座に座った千夏ちゃんは、そこにいてねとドアを開けたままおしっこを始めた。僕は慌てて背を向ける。

チョロチョロチョロと音が聞こえてきた。
こんな音に興奮しちゃダメだと、自分を律するために強めに顔を擦った。

「ねぇ…」
呼ばれて振り返る。やばいよ、これの景色は…。ちんこがギュインと反応する。

「舐めてきれいにして」
僕は返事もしないでトイレの床に跪いた。


千夏ちゃんは、僕が顔を埋めやすいように腰を前に突き出すようにして座り直してくれた。
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