この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕と彼女の週末
第20章 9:20 主と従
「ん」
口も動かさずに発した声ですら、僕の耳には賛美歌のように清らかに響く。
体を跳ね上げるように起こしてTシャツを、そして一瞬躊躇してからパンツを脱いで全裸になった。
パンツにできたシミが隠れるように丸めてから床に捨てた。
このままこの流れで千夏ちゃんと繋がれるなんて微かにも思ってないのに、ちんこは出動準備完了とばかりに潤滑油を垂らしながら上を向いていた。
起立したままの僕をまた千夏ちゃんの魅惑の指が呼び寄せる。
寝転んだままの千夏ちゃんの近くに顔を寄せたときだった。
ムニュッとほっぺたを潰すように顔を掴まれた。
「私が寝てる間に、何かした?」
千夏ちゃんは澄んだ瞳で、ジッと僕の目を見た。
事実を見逃さない鋭い視線で、僕の目の奥の脳みそに刻まれた昨夜の秘密を覗き込まれてる気がした。
走馬灯のように駆け巡る機能の記憶。
絶対に目を逸らしちゃダメだ。
頭では分かってる。
千夏ちゃんの脇の味、舌で感じた鼻の穴の感触、暗闇の中に光る千夏ちゃんの画像…
「ち…ちょっ…ちょっと…舐めちゃった…ごめんなさい…」
「ふぅん」
逸らさない僕の目をまだジッと見つめてる。
「……それだけ?」
「………」
「ねぇ?」
「ちょっとじゃなくて…いっぱい…」
「ふぅん…」
口も動かさずに発した声ですら、僕の耳には賛美歌のように清らかに響く。
体を跳ね上げるように起こしてTシャツを、そして一瞬躊躇してからパンツを脱いで全裸になった。
パンツにできたシミが隠れるように丸めてから床に捨てた。
このままこの流れで千夏ちゃんと繋がれるなんて微かにも思ってないのに、ちんこは出動準備完了とばかりに潤滑油を垂らしながら上を向いていた。
起立したままの僕をまた千夏ちゃんの魅惑の指が呼び寄せる。
寝転んだままの千夏ちゃんの近くに顔を寄せたときだった。
ムニュッとほっぺたを潰すように顔を掴まれた。
「私が寝てる間に、何かした?」
千夏ちゃんは澄んだ瞳で、ジッと僕の目を見た。
事実を見逃さない鋭い視線で、僕の目の奥の脳みそに刻まれた昨夜の秘密を覗き込まれてる気がした。
走馬灯のように駆け巡る機能の記憶。
絶対に目を逸らしちゃダメだ。
頭では分かってる。
千夏ちゃんの脇の味、舌で感じた鼻の穴の感触、暗闇の中に光る千夏ちゃんの画像…
「ち…ちょっ…ちょっと…舐めちゃった…ごめんなさい…」
「ふぅん」
逸らさない僕の目をまだジッと見つめてる。
「……それだけ?」
「………」
「ねぇ?」
「ちょっとじゃなくて…いっぱい…」
「ふぅん…」