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僕と彼女の週末
第20章 9:20 主と従
つま先がビンビン痺れてくる。ヤバい、出る…。
込み上げてくる精子をギュッとお尻に力を入れて止める。

「千夏ちゃんっ、あっ」
もう諦めかけた瞬間、千夏ちゃんの手が止まった。

手が離れても痺れは治まらない。
さっきまでの快感が欲しくてたまらないのに、ゲージはパンパンまで来てたのに…
射精できない事実に心が折れてしまいそうにもなる。


「鼻【の】って何」
僕の汁で汚れた千夏ちゃんの指が、乳首を捻り潰す。

「はっ…なの…穴…舐めましたっ」

「キーモっ」

「ごめ…なさい」

「ちゃんと言って」

「鼻の…穴っ…勝手に舐めっ…て…ごめんなさっ」

「他にごめんなさいは?」

「あっ…あっ…ちぎれちゃうぅっ…」
情けない声をあげてるのに、僕のちんこはビックンビックン暴れるみたいに喜んでいた。

痛いのに
辛いのに
僕の体は千夏ちゃんの指先ひとつで大暴れしてしまうんだ。

「わっ…」

「なぁに?」
千夏ちゃんが笑顔を浮かべて、一瞬指を緩めてくれた。

「わ…脇…なめて…ごめっ」
爪で挟まれた瞬間、僕の右の乳首から、感電したみたいな衝撃が全身に広がった。

「脇舐めたの?」
「痛いっ痛いよ…千夏ちゃんっ」

ギリギリと爪と爪に挟まれて、本当に取れてしまうんじゃないかという痛みだった。
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