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第21章 １０：３０ 境界線

キュッとしてる乳首を、優しく強くクリクリする。

千夏ちゃんに潰されてる自分の乳首も、同時に硬くなってるのが分かる。

「はぁんっ……んっ……あぁ……」
ちゅっ……じゅるっ……とキスをしながらも、乳首でもちんこでも千夏ちゃんを感じている。

目を閉じると、自分で自分の乳首を弄りながらオナッてるような錯覚に陥る。

「もっと出して」
千夏ちゃんに吸われて舌が口の外に出された。


見つめあいながら、ペチョペチョと音をさせて二人の唾液を溶け合わせる。

僅かに微笑む目元…
ゆっくりとした瞬き…
目の奥にある強さを感じる輝き…

僕は、催眠術にかかってしまったかのように、うっとりと千夏ちゃんに見とれながら、指先で乳首を捏ね続けた。

「ひもひいぃね」
「っふんっ…ひもひいいっ…」

「ふひ？」
好き？と聞かれて、何について答えるのか一瞬迷ったけれど、僕は、千夏ちゃんのことも、この行為のことも、最上級に好きなので、聞き返すこともなく答える。

「ふひ…はいふひ…ひなっひゃん…」

チュバッと音を立てて僕の舌を吸うと、千夏ちゃんの唇が離れてしまった。

「そのまま、ベロ出してて」

「うー…」
舌を突き出したまま、乳首を摘んだまま、返事をする。