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僕と彼女の週末
第14章 16:30 距離
はぁぁ…

昨日のめくるめく快感と、千夏ちゃんの表情。

(トリコって、まさに僕のことだな)

必要な材料をカートに乗せたカゴに入れていく。

もしも千夏ちゃんと一緒に暮らすようになったら…
いつもは週末だけで終わってしまうあの幸せな時間が、一生続くんだ…

眠っている千夏ちゃん
食べている千夏ちゃん
笑っている千夏ちゃん
僕を見下ろしてる千夏ちゃん

ちんこが僅かにウズっとする。

(最高じゃないか!)

口元が緩んでしまうのをなんとか抑えながら、アイス売場に来て、抹茶アイスをチェックした。
残念ながら全て買って帰ったことがあるものばかりだった。

(遠回りして、いつもと違うコンビニに寄ってから帰るか)

スマホを見て時間を確認する。
そろそろ千夏ちゃんが家に着く頃だ。

(大丈夫だったかな…僕の…)
思い出してちんこが反応しかけた。

手早く持参したエコバッグに買ったものを入れて店を出る。


シャワーを浴びて、お化粧をし直して、スーツをまとめなきゃいけないだろうし…2時間くらいかかるかな。

バタンってベッドに倒れ込む千夏ちゃんの姿がよぎった。

「もー、動きたくなーい!」
僕の家ではそう言ってそのまま眠っちゃうこともあったし…

もしも今もそうやって寝ちゃったら、きっと今週はもう会えない。
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