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おっかない未亡人
第3章 こんな追いチューは嫌だ
「運転上手いね。」
商談が終わってほっとしていた
「これでもペーパーだったんですよ。松下に隣に乗ってしごいてもらいました。」
「仲良いんだね。」
そういえば松下にメモもらってたけど
「一服いい?」
「どうぞ。」
関本が窓を開ける
幸子は赤信号でメモを見た
~やめとけ~
何でわかるのよ
やめるも何も、まず何もないし
そしてもう、まっつんには関係ないし
「そういえば今日飲み会だったね。」
「ああ、でしたね。」
この人の雑談はちょうどいい
人との距離感の取り方がうまいなって思う
二人でたわいもない雑談をしながら
会社に戻る
あははははは
もぉー関本さんたらあはははは
あはははは冗談だよ
エレベーターを待っている間
幸子は仕掛ける
周りをちらっと見て人気がないことを確認した
今よ幸子
「もぉ~ずれてますよ。」
全然ずれてなんかないのに
幸子はネクタイを触ってみる
「おっ。」
全然よれてもないのに
襟もさわる
「はい、おまじない。」
「おまじない?俺も誰かと入れ替わるのかな~?」
「あたしは奥様と入れ替わりたい、なーんちゃって。」
自分で言ってて鼻で吹き出してしまう
なんと安っぽいセリフ
棒読み駆け出しAV女優やな
エレベーターが開く
ふと関本を見ると目を細めている
あ、あのときの顔だ
出張先のバーが幸子の頭にフラッシュバックした
扉が閉まったと同時に壁に押し付けられてキスが来る
予想外だった
絶対公私分けるタイプだと思ったのに
ちゅっちゅっ
関本の薄い唇を味わう
気持ちいい
もっとしていたいもっとされたい
ここで脱いでもいいくらいの快感だった
幸子は横目で階数表示を見た
3、4、
エレベーターは上に順調に上がっている
幸子は自然と舌を入れようとするが彼は許さなかった
唇が離れて関本が片手を壁に手をついたまま頭を垂れている
「悪い。」
何で謝る?
エレベーターが11階に到達して開く
キスの名残で幸子は降りるのも忘れてぽーっと立ち尽くす
奇しくも松下が立っていた
松下はこちらをちらっと見てエレベーターに乗り込んでくる
商談が終わってほっとしていた
「これでもペーパーだったんですよ。松下に隣に乗ってしごいてもらいました。」
「仲良いんだね。」
そういえば松下にメモもらってたけど
「一服いい?」
「どうぞ。」
関本が窓を開ける
幸子は赤信号でメモを見た
~やめとけ~
何でわかるのよ
やめるも何も、まず何もないし
そしてもう、まっつんには関係ないし
「そういえば今日飲み会だったね。」
「ああ、でしたね。」
この人の雑談はちょうどいい
人との距離感の取り方がうまいなって思う
二人でたわいもない雑談をしながら
会社に戻る
あははははは
もぉー関本さんたらあはははは
あはははは冗談だよ
エレベーターを待っている間
幸子は仕掛ける
周りをちらっと見て人気がないことを確認した
今よ幸子
「もぉ~ずれてますよ。」
全然ずれてなんかないのに
幸子はネクタイを触ってみる
「おっ。」
全然よれてもないのに
襟もさわる
「はい、おまじない。」
「おまじない?俺も誰かと入れ替わるのかな~?」
「あたしは奥様と入れ替わりたい、なーんちゃって。」
自分で言ってて鼻で吹き出してしまう
なんと安っぽいセリフ
棒読み駆け出しAV女優やな
エレベーターが開く
ふと関本を見ると目を細めている
あ、あのときの顔だ
出張先のバーが幸子の頭にフラッシュバックした
扉が閉まったと同時に壁に押し付けられてキスが来る
予想外だった
絶対公私分けるタイプだと思ったのに
ちゅっちゅっ
関本の薄い唇を味わう
気持ちいい
もっとしていたいもっとされたい
ここで脱いでもいいくらいの快感だった
幸子は横目で階数表示を見た
3、4、
エレベーターは上に順調に上がっている
幸子は自然と舌を入れようとするが彼は許さなかった
唇が離れて関本が片手を壁に手をついたまま頭を垂れている
「悪い。」
何で謝る?
エレベーターが11階に到達して開く
キスの名残で幸子は降りるのも忘れてぽーっと立ち尽くす
奇しくも松下が立っていた
松下はこちらをちらっと見てエレベーターに乗り込んでくる