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おっかない未亡人
第24章 未亡人はつらいよ
私、シンちゃんとこの先も生きて行きたい
良いよね?

慎吾と夫のお墓参りに来ていた

お参りが終わって目を開けてからも慎吾はまだ手を合わせていた

そんなに伝えることがあるのね
あたしには入り込めない兄弟の部分


「行こっか。」

「うん。」

二人でとぼとぼ墓地を跡にする

シンちゃんに転勤のこと話してから
明らかに口数が減っているような気がする


どうしようもないよね
行くなとは言えないもんね

だし、あたしも行くなって言われても困る
そして行ってこいでも、なんだか寂しい

頭には寿退社という言葉が浮かんで
既成事実作りたくなる
自分で決められないことは神様に預けて




その夜はシンちゃん家に泊まったけど
子供どうするとか転勤どうするとか
肝心なことは何も話さず
ただたわいもない話をして

エッチもせず眠った

あたしたちは不思議なことに
したい日しなくてもいい日
ただくっついていたい日、の波長も合った

今までの人とはすれ違うこともしばしばで
したくないのに仕方なく、とか
したいのに相手がつれないとかざらだったのに


シンちゃんの背中にぴったりくっついて寝る
一秒でも離れたくなかった

にもかかわらず
あたしは夫に抱かれる夢を見た

幸子愛してるって言っていっぱいチュウしてくれて

体が妙に熱く感じて
寝汗もかいていたように思う





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