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おっかない未亡人
第25章 サチコ18才
「で、タイムスリップしましたってか。信じるわけないだろ。」
松下に図書館で話す
正直に今までのことをかいつまんで話した
「じゃあ俺はどうなるんだよこれから?」
「そのままそこに就職。結婚。子供は三人。」
「たく、テキトーなこと言って。付き合いきれねぇ。」
「待って、インターンシップだけは連れてって。」
「こだわるなぁ。俺不思議ちゃんは嫌いなの。」
「お願い。亡くなった夫にもう一度会いたいの。」
松下の顔色が変わる
「夫?」
「不思議ちゃんでも何でも思ってくれてていい。だけど、夫にだけは会わせて。」
松下は考えるしぐさをした
この人だけは当時から年齢より老けててあまり違和感がないのが面白い
「おタクの事情は知らねーけど、教授に短大生連れてくって行っちまったしな。」
松下が立ち上がる
「ただ俺の邪魔だけはするなよ。」
「大丈夫。あなたは出世するから。」
松下は首をかしげながらもニヤけて去っていった
居酒屋のバイトが終わって店を出るとシンちゃんが立っていた
「迎えに来た。」
「自転車で?」
「免許はまだないから。」
二人で自転車を押して夜道を歩く
「シンちゃんあのね、あたしもう隠し事はしたくないから言うけど、、京ちゃんに会うことにしたの。」
「会うって、、」
「会社にインターンで行くことにした。まっつんに協力してもらって。」
シンちゃんは事態が飲み込めていないようだ
「戻れる可能性は何でも試してみたいの。相当な賭けでまっつんに接近したし。」
「俺らのためか。」
「そうよ。」
シンちゃんもあたしも慣れない学生生活に相当疲れていた
元の生活が懐かしい
松下に図書館で話す
正直に今までのことをかいつまんで話した
「じゃあ俺はどうなるんだよこれから?」
「そのままそこに就職。結婚。子供は三人。」
「たく、テキトーなこと言って。付き合いきれねぇ。」
「待って、インターンシップだけは連れてって。」
「こだわるなぁ。俺不思議ちゃんは嫌いなの。」
「お願い。亡くなった夫にもう一度会いたいの。」
松下の顔色が変わる
「夫?」
「不思議ちゃんでも何でも思ってくれてていい。だけど、夫にだけは会わせて。」
松下は考えるしぐさをした
この人だけは当時から年齢より老けててあまり違和感がないのが面白い
「おタクの事情は知らねーけど、教授に短大生連れてくって行っちまったしな。」
松下が立ち上がる
「ただ俺の邪魔だけはするなよ。」
「大丈夫。あなたは出世するから。」
松下は首をかしげながらもニヤけて去っていった
居酒屋のバイトが終わって店を出るとシンちゃんが立っていた
「迎えに来た。」
「自転車で?」
「免許はまだないから。」
二人で自転車を押して夜道を歩く
「シンちゃんあのね、あたしもう隠し事はしたくないから言うけど、、京ちゃんに会うことにしたの。」
「会うって、、」
「会社にインターンで行くことにした。まっつんに協力してもらって。」
シンちゃんは事態が飲み込めていないようだ
「戻れる可能性は何でも試してみたいの。相当な賭けでまっつんに接近したし。」
「俺らのためか。」
「そうよ。」
シンちゃんもあたしも慣れない学生生活に相当疲れていた
元の生活が懐かしい