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おっかない未亡人
第25章 サチコ18才
「あ、、締まる、、、」

ヘッドに移動して彼が私の上で動いてる

あたしはもう感じすぎて動けないでいた
下半身の感覚しかない

繋がるって素敵

10代での慎吾のとは違って夫のは長持ちした
そして今の夫もまだ30代で全然衰えない
あたしは満足だった


彼が入れながら突きながら覆い被さってきてたくさん動く

もうすぐ出るのね
あたしには分かる
妻だもん

今から出すのね
あたしの中で果てるのね
嬉しい
出す直前の男の人の本能的に動くのを見ているのが好きだった
女には分からない感覚

「あ、、、あぁ、、出る、、、」

静かに呟いて彼の動きが止まる


彼は息が上がって汗をかいていて
あたしの胸にも汗がついた

手で彼の頬を覆う

「良かった、、会えて。」

彼は無言でキスをくれる

今何を思ってる?
罪悪感?

でももう聞かない
もう何も話さなくても

余韻だけでこれからも生きていける気がした






「幸子ちゃんはこれからどうするの?」

ベッドに横たわって彼は煙草を吸いはじめる

「一本ちょうだい?」

あたしは質問には答えず煙草をねだる

「吸えるの?」

煙草の味を知ってても
初めて吸った18才のあたしの気管はむせた

ゲホッ

「でしょうね。」

彼も笑う

「お兄さんの味。」

「俺の?」

あたしは答える代わりにキスをする

そろそろ帰らなきゃな
あたしはおパンティをさっと穿いて立つ

あたしには高校生のシンちゃんが待ってる

「送っては行けないけど、、。」

「大丈夫です。」




清々しいとも違うせいせいした感じ

日が沈むのを見届けながら歩いていると電話が鳴る

「レポート終わった?」

松下だった
インターンシップのやつだ
明日が締め切りだったな

「まだ。」

「余裕かよ。」

「まっつんは?」

「なんとかまとめはしたけど、」





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