この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
おっかない未亡人
第25章 サチコ18才
慎吾と図書館で勉強をする
なんだか難しい数式をすらすら解いていた

あたしは学校の課題をだらだらまとめる

慎吾からは夫に会ったことは聞かれない
あたしから話すの待ってるか聞きたくないかだ


「あのさ、」

集中してる慎吾のタイミングを見て話しかける

シンちゃんは黙々と数式を解いている

「約束してほしいんだけど。」

「うん。」

問題集から目を反らさずあたしの話を聞いている

「あたしたちこの先も喧嘩すると思う。あたしも完全に彼を忘れられないし。でもちゃんと話し合って乗り越えていきたい。逃げないであたしと向き合ってほしい。」

やっとシンちゃんがシャーペンを置いた  
あたしは役所でもらってきた婚姻届を机に出す

シンちゃんがこちらを見た
全くの勘なのだがこの人はシンちゃんじゃないって感じがした 

「幸子、おめでとう。俺の分まで幸せになってね。愛してる。」

やっぱり

「居たのね。」

「ああ。ずっと見てたよ。俺に会いに来てくれて嬉しかった。でももう幸子も幸せになっていいんだよ。」

涙がでてくる

「お願い、戻ってきて。そばにいて。」

「それじゃ、意味がないだろう。」

「あたしも愛してる。」


涙が止まらない

そのまま泣きすぎて眠ったような気がした
/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ