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おっかない未亡人
第4章 呑まれる性欲
痛いっっ

誰かと交わるのが久々だったからか痛い
つい眉間にシワを寄せてしまう

「大丈夫?」

「ちょっと、、痛い。。でも抜かないで?」

「いいの?」

「うん。やめないで?」

「まだ全部入ってない、、。」

「入れて?」

「いいの?」

頷くとゆっくり差し込んでくる

あっっ、、
突き破る感じがした
やっぱり痛い

目の前にはタイプじゃない男が乗っている
やはり勝算は外れたか

寂しいからって優しくしてくれる人と関係を持ったのがいけなかったかな

それでもここでやめたくない
人肌が恋しい

関本が無言で引き抜く

「あっ、、、。」

処女のようだった
懇願してここまで来たのに相手に気を使わせてしまってる

「私、、あの、、、。」

「無理にはしないよ。」

恥ずかしくなってパンティを穿く

彼はゴムを取り外して電気を消し
ソファに横たわった

幸子はベッドに取り残される
こういうの慣れてない
いつも誰としても気が狂いそうなくらい気持ち良くなれるのに

読みを外した
相手もそう思ってるかもしれない

明日は早く起きて帰ろう
相手を起こす前に
無かったことにすればいい

これで良かった
上司なのだ
深入りしなくて、これでよかったのよね
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