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おっかない未亡人
第11章 娘の不倫相手に物申すキャンペーン
一晩ぶりに帰ると槻が洗濯物を干していた

「面積よね?」

あたしのお色気要員のパンツを見ながら笑っている

「あなたもね。」

女二人の派手な下着たちは縁側に干された



二人でお好み焼きを食べる

「さっちゃん昨日帰らなかったでしょ?」

「アイムソーリー。」

バレていたか

「あたしも荒れ模様でさ、、、てか槻ちゃん、目腫れてない?」

槻は元気がない
幸子はピンと来た

「はー、連絡つかなくなっちった。」

「行けば?職場に。どこのスーパー?一緒行こうよ。」
 
どうしても自分と重ねて戦闘体制になる

「いいよー。もう終わったんだし。」

「ちゃんと自分で終わらせた?」

どちらから終わらせたかどうかが重要だった 
その後の立ち直りに影響するからだ

「ううん。あたしが重かったのかなー。連絡しすぎたかなー。だって会いたいんだもん。」 

泣き出す

ここは同居人として奮闘したいところだが

「終わらせないと、次進めないよね。」

槻は泣くばかりだ
22歳に不倫は痛手すぎる

あたしにはできることは
自分の経験を生かして娘を救うこと
  
「どこなの?名前は?」

珍しく大きな声を出した 
今まであまり怒ってこなかったけどこれだけは譲れない

槻が泣き止んでこちらを見た





結局一人では行けず
槻も仕事があったので
休みの日慎吾についてきてもらう

「俺たちの、出る幕かな?」

なんだかんだ言いながらもついてきてくれる


「ここね。」

幸子は車を降りてドアを勢いよくバンと閉めてずんずん歩きだす

「幸子ちゃん!待ってほんとに行くの?」

慎吾に腕を捕まれる
端から見たら夫婦喧嘩だろうなぁ


しばらく店内を物色してそれらしき男を見つける
商品を見て発注か何かしているようだ
あたしは何をやってるのだろう

「俺たち、怪しくない?」

そこそこ広い店だったが
二人で隠れて一人の人を見ているのはどう見ても怪しかった
こっちがしょっぴかれそうだ

「あのぉ、すみません。」

幸子は客の振りをして近づく

「トイレットペーパーどこですか。」

「ご案内します。」   

自分と同い年くらいだ
中肉中背の四角い顔だ
不倫しそうには見えなかった

「こちらでございます。」

「どうも。」

店員が去ろうとするのを裾を掴んだ




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