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おっかない未亡人
第12章 膣もナカも奥も
「大丈夫?」
帰りの車で慎吾に聞かれる
「ついてきてくれてありがとう。」
「幸子ちゃんは、いいお母さんだね。」
「お母さんじゃないよ。あたしは不良だもん。」
朝帰りはするわ不倫はするわ
その下着の洗濯も娘にさせるわ
でも筋は通したい
泣いてる娘をほっとけなかった
娘の今後のためにちゃんと直接会って終わらせてくれって話はしたが
あとは向こうが決めることだった
「俺たち、ちゃんと親に見えたかな。」
「この際続柄は関係ないわ。」
慎吾の家でご飯を食べる
先程のスーパーで弁当を貰ったのだ
何故かトイレットペーパーまで
「手切れ金かな?」
「にしては少ないよね。」
二人で笑う
シンちゃんとあたしはいい夫婦になれそうだね
「シンちゃん、この間はごめんね。」
「え?」
慎吾がこめかみを揉むしぐさをする
あの夜の過ちのことを指していると分かったのだろう
「あたし、どうかしてたの。これからはまた程よい親戚として、、」
「俺は、それでもいいよ。」
話し終わらないうちに慎吾が言う
カーペットの上であぐらをかいていた
たくましい太もも
不覚にもまた上に乗りたいとか思ってしまう
「幸子ちゃんがどうかしてても受け止めるし、受け止めたいと思ってるし。幸子ちゃんが槻ちゃんを守るように、俺は幸子ちゃんを守りたいと思ってる。」
慎吾がこちらを見ている
今のあたしは宙ぶらりんでフラフラしてて
彼女候補とは程遠いのに
「あたし、こんなんだから、前の夫にも逃げられたし。好きな人が出来てもうまくいかないし。」
「それも含めて今の幸子ちゃんだよ。」
赤くなる
今日は戦闘体制だったから服も下着もキメてない
三流のあたしで二軍の下着で
それでもいいって言ってくれる
とろけてゆく