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おっかない未亡人
第13章 自分のために戦う
「あー昨日ヤリ過ぎたわー」
給湯室で松下が腰を押さえている
「もぉー歳を考えなさいよ~。」
じゃれていると廊下から慎吾の声がした
「すみませーん。」
結局昨晩慎吾の家に泊まり慎吾の服を着て出勤した
ブカブカのシャツを下で結んで
今日も1日シンちゃんに包まれていられる
幸子が廊下に出ようとすると松下に止められた
「まあ待てよ。見とこうぜ。」
慎吾が幸子たちのブースを覗いている
ちょうど関本が喫煙室から戻ってきたところだった
「何か?」
「三原はおりますでしょうか。」
「今出てますけど。」
「そうですか、、あの、これ渡してもらえますか。」
どうやら慎吾はお弁当を持ってきたらしい
「、、、失礼ですが、、?」
「あ、僕家の者です。幸子がお世話になってます。」
シンちゃん、、私その人と不倫してたの
幸子はいたたまれない気持ちになった
関本がブースに戻って慎吾が帰りかけたのを見計らって
松下が慎吾に駆け寄った
「シンちゃーん!元気?」
何故かバグまでしている
「あ、松下さんご無沙汰してます。」
二人はそのまま肩を組みながらエレベーターに消えた
幸子はブースに戻る
奇しくも関本と二人きりだった
デスクに置いてある弁当の袋を見る
シンちゃん、わざわざ届けてくれたんだ
「男の人が持ってきたよ。」
関本が教えてくれる
「あ、そうでしたか。」
給湯室からずっと見ていたのに知らない振りをした
「てっきり娘さんと二人だと思ってたから、、」
皮肉を言われてる?
今さら妬かれても意味ないけど
「奥さまはお元気ですか。」
幸子も探りを入れてみる
「先週向こうに帰ったよ。」
じゃあ今週はフリーなのね
ちょうどお昼だったのでそのまま弁当を頂くことにする
「飯、行こうか。」
「へ?」
お弁当には慎吾のお手製の卵焼きとタコさんウインナーが入っていた
「今晩。」
関本はパソコンの画面から顔を上げずにさらっと言う
幸子の心に雲が立ち込めた
給湯室で松下が腰を押さえている
「もぉー歳を考えなさいよ~。」
じゃれていると廊下から慎吾の声がした
「すみませーん。」
結局昨晩慎吾の家に泊まり慎吾の服を着て出勤した
ブカブカのシャツを下で結んで
今日も1日シンちゃんに包まれていられる
幸子が廊下に出ようとすると松下に止められた
「まあ待てよ。見とこうぜ。」
慎吾が幸子たちのブースを覗いている
ちょうど関本が喫煙室から戻ってきたところだった
「何か?」
「三原はおりますでしょうか。」
「今出てますけど。」
「そうですか、、あの、これ渡してもらえますか。」
どうやら慎吾はお弁当を持ってきたらしい
「、、、失礼ですが、、?」
「あ、僕家の者です。幸子がお世話になってます。」
シンちゃん、、私その人と不倫してたの
幸子はいたたまれない気持ちになった
関本がブースに戻って慎吾が帰りかけたのを見計らって
松下が慎吾に駆け寄った
「シンちゃーん!元気?」
何故かバグまでしている
「あ、松下さんご無沙汰してます。」
二人はそのまま肩を組みながらエレベーターに消えた
幸子はブースに戻る
奇しくも関本と二人きりだった
デスクに置いてある弁当の袋を見る
シンちゃん、わざわざ届けてくれたんだ
「男の人が持ってきたよ。」
関本が教えてくれる
「あ、そうでしたか。」
給湯室からずっと見ていたのに知らない振りをした
「てっきり娘さんと二人だと思ってたから、、」
皮肉を言われてる?
今さら妬かれても意味ないけど
「奥さまはお元気ですか。」
幸子も探りを入れてみる
「先週向こうに帰ったよ。」
じゃあ今週はフリーなのね
ちょうどお昼だったのでそのまま弁当を頂くことにする
「飯、行こうか。」
「へ?」
お弁当には慎吾のお手製の卵焼きとタコさんウインナーが入っていた
「今晩。」
関本はパソコンの画面から顔を上げずにさらっと言う
幸子の心に雲が立ち込めた