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この世は金で回ってる。
第4章 山姥
 「気を付けってそんな格好だったかしら?」
 言いながら珠世は腰と肩に手を添えて無理矢理前屈みの上体を引き起こす。
 「アァ~!」
 アナル栓に中から傷だらけの膣壁を押され悲鳴が漏れる。
 「気を付けはこうでしょ?」
 「はい。ありがとうございます。」
 珠世はギョッとして俺を見る。
 すまん。
 これは俺が許可した言葉だ。
 苦笑いしながら頷く。
 それで察したのだろう。
 号令を続ける。
 「休め!気を付け!休め!気を付け!前ならえ!なおれ!休め!」 
 まるで軍隊の訓練だ。
 休めの姿勢のまま立っている肢体を舐め回すように見ながら周りを一周する。
 「小学生のくせに生意気な胸ね。」
 右手で乳房を鷲掴みにする。
 苛つくのもよく判る。
 アラサーの珠世よりローティーンの綱手の方が少しだけだが胸が大きい。
 食生活が大幅に改善されたお陰で女らしいシルエットを取り戻しつつある珠世だが世間に自慢出来るバストになるにはもう少し時間がかかりそうだ。
 まだ芯の残る固いゴム毬みたいな左乳房をヤワヤワと揉みながら伸ばした舌先で右乳房の頂点にある米粒みたいな乳首を舐める。
 「ハアァ~ン」
 熱い吐息が小学生の口から漏れる。
 「なあに?乳首舐められただけで感じてるの?つーちゃんの助平。」
 鼻先で嗤いながら繊細なタッチで乳首を転がし続ける。
 「アァン。ハクゥン。」
 乳首から発せられる甘い痺れは脊椎を通って天地に別れて走る。
 地に向かった痺れは腰骨から子宮に向かい幼い膣を愛液で満たす。
 天に向かった痺れは脳ミソを直撃し桃色の靄で包み思考力を奪っていく。
 最初こそ喘ぎ声を聞かれるのを恥じてなんとか噛み殺そうとしていたが徒労に終わる。
 優しいながらも絶え間なく送り込まれる快感に綱手は狂ったように矯声を上げる。
 流石は女同士。快楽のツボは心得ている。
 レズのタチとして奉仕するのに慣れている珠世のテクニックにかなうわけがない。
 俺から暴力的な愛撫しかされなかった綱手が初めて知る優しい性行為。
 成る程。こういうやり方もあるのか。
 今度久子と珠世にもしてやろう。
 ひとしきり乳房を弄んだ珠世の頭がスーッと下方に移動する。
 淡い陰毛萌える恥丘を越え無惨に爛れた秘裂に辿り着く。
 「あら可哀想に。怪我してるのね。」
 珠世の台詞に靄が一瞬で晴れたのだろう。
 
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