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瞼を閉じて想うひと
第1章 ただ、快楽を与えてくれればそれでいい
視線がぶつかり、唇を塞がれる。


そのまま舌を入れられて荒々しく舌を絡ませ合う。


その間にも彼は強弱をつけながら腰を打ちつけてくる。


その度に逞しい陰茎が私の膣を抉り、
最奥を突き、
反り返った亀頭で私の膣壁前方上部のGスポットをごりっと押しながら前後する。


そのどれもが気持ちが良くて
この瞬間は快楽に溺れていられる。


ぬちゃ、という音と、唾液の糸を引きながら唇と体が離れた。


私の体を起こし、うつ伏せに寝かせられると腰をぐいと引き上げられ
彼の大きさに広げられた膣口にじゅぶうと音を立てながら奥まで貫かれる。


2度、3度、と更に、
ゆっくりと腰を回しながらわざと膣壁を擦るように打ちつける。


「はあ・・っ、気持ちいい。」
彼が吐息と共にぼそりと吐き出すように呟く。


私もそれに応えるように大きく吐息を漏らす。



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