この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
俺の肉奴隷は11歳
第23章 8月3日 強くなること
狩人と少女は、アスナン湿原に行った。
モンスターが大挙して押し寄せる場所だ。
まりちゃんは自信満々な僕を見て言った。
「ゆーくん、ここ苦手じゃなかった?」
「もう平気だよ」
早速、大量のモンスターが四方八方から押し寄せた。
狩人は武器を掲げた。それは光を放ち、一瞬で全てのモンスターが消えた。

「なにこれ…」
まりちゃんは、あっけに取られた。
「すごいだろ?見直した?」
「てゆうか…面白いの?これ…」
「面白いよ!だって無敵だよ!これなら僕だって、まりちゃんを守れるよ!グラバだって倒せるし」
「この武器とか…よくわかんないけど、普通じゃないよね?どこにあったの?誰かにもらったの?」
まりちゃんは、とがめるように僕をじっと見つめた。

「う~ん、本当は秘密なんだけど…特別に教えるよ」
この装備を手に入れた、いきさつを話した。

まりちゃんは驚いた。
「その人、誰?悪い人じゃないの?ゆーくんにそんなこと教えて…」
「別に普通の人だよ。ていうか、いい人だよ。何も要求しないし」
「もっと変だよ!そんな人と話しちゃダメ!その武器とか、捨てた方がいいよ!」

僕はムッとした。
「捨てる!?なんで?せっかく強くなったのに!僕はまりちゃんを助けたくて…」
「がんばらないで強くなっても、そんなのダメだよ!」
「なにマジになってるの?たかがゲームじゃないか」
「ゆーくん…」
「まりちゃんも欲しいの?」
「いらない…」
「そっか、まりちゃんは面白くないんだ。僕の方が強くなったから!」

まりちゃんは、泣きそうな顔になった。
「…なんでそんなこと言うの…」
「あ…ごめん…」
「もういい…それがゲームなら…わたし、もうしない」
まりちゃんは立ち上がり、歩き去った。

「なんだよ…何が悪いんだよ…勝った者が正しいんだ…」
僕はひとりで、つぶやいていた。
/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ