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俺の肉奴隷は11歳
第4章 7月10日 チャレンジ失敗
「何してるの?早く!」
モンスターの数はさらに増えて、まりちゃんのダメージも増していく。残り時間も少ない。
僕はその場から動かず、弓を構えた。
モンスターに向かって連射する。しかし、やはり遠くて効き目が弱い。それでも、ひたすら矢を放った。
「こんなの何回も撃てば倒せるよ!」
少しずつモンスターを倒していく。
まりちゃんも必死の抵抗を続けて、なんとかモンスターを全滅させた。
同時に湿原は固い地面に変化した。脚も自由になった。これなら走れる。
しかしその時、画面一杯に文字が…
『TIME OUT』
チャレンジ失敗だ…
まりちゃんのレベルは、45から30に落ちた。彼女はスマホから顔を上げ、僕を見た。
「どうして助けに来てくれなかったの?」
「だって、僕までモンスターにやられたら、まりちゃんを援護できなかったよ」
「パワードリンクくれたら、もっと早く倒して、間に合ったかもしれないよ」
「無理だよ。まりちゃんのHP、ダウン寸前だったよ」
「でも…」
「倒されちゃったら、もっとレベルダウンだよ。まだこれだけで済んで、よかったよ。だから言ったろう?やめた方がいいって」
まりちゃんは、黙りこくった。しばらくして、つぶやくように言った。
「ゆーくんって、ずるいよね」
「え?」
彼女は伸びをした。
「ちょっと疲れちゃった」
まりちゃんはベンチの上で横になって、僕の太腿に頭を乗せた。
「ひざまくら、気持ちいい…」
まりちゃんは嬉しそうだ。
僕は心臓が爆発しそうだった。
まりちゃんが、僕に密着してる。
頭だけとはいえ、こんなに密な接触は初めてだ。
どういうつもりだろう。
僕の事、意識してなくて警戒してないのか?それとも…触ってもいいとか…いや、触ってほしいとか?
何か言おうとしたが、言葉が出ない。
やがてまりちゃんは、微かな寝息を立て始めた。
えっ?寝ちゃった?これはチャンスか?
モンスターの数はさらに増えて、まりちゃんのダメージも増していく。残り時間も少ない。
僕はその場から動かず、弓を構えた。
モンスターに向かって連射する。しかし、やはり遠くて効き目が弱い。それでも、ひたすら矢を放った。
「こんなの何回も撃てば倒せるよ!」
少しずつモンスターを倒していく。
まりちゃんも必死の抵抗を続けて、なんとかモンスターを全滅させた。
同時に湿原は固い地面に変化した。脚も自由になった。これなら走れる。
しかしその時、画面一杯に文字が…
『TIME OUT』
チャレンジ失敗だ…
まりちゃんのレベルは、45から30に落ちた。彼女はスマホから顔を上げ、僕を見た。
「どうして助けに来てくれなかったの?」
「だって、僕までモンスターにやられたら、まりちゃんを援護できなかったよ」
「パワードリンクくれたら、もっと早く倒して、間に合ったかもしれないよ」
「無理だよ。まりちゃんのHP、ダウン寸前だったよ」
「でも…」
「倒されちゃったら、もっとレベルダウンだよ。まだこれだけで済んで、よかったよ。だから言ったろう?やめた方がいいって」
まりちゃんは、黙りこくった。しばらくして、つぶやくように言った。
「ゆーくんって、ずるいよね」
「え?」
彼女は伸びをした。
「ちょっと疲れちゃった」
まりちゃんはベンチの上で横になって、僕の太腿に頭を乗せた。
「ひざまくら、気持ちいい…」
まりちゃんは嬉しそうだ。
僕は心臓が爆発しそうだった。
まりちゃんが、僕に密着してる。
頭だけとはいえ、こんなに密な接触は初めてだ。
どういうつもりだろう。
僕の事、意識してなくて警戒してないのか?それとも…触ってもいいとか…いや、触ってほしいとか?
何か言おうとしたが、言葉が出ない。
やがてまりちゃんは、微かな寝息を立て始めた。
えっ?寝ちゃった?これはチャンスか?