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俺の肉奴隷は11歳
第43章 8月20日 少女の決意
『何それ…意味わかんないよ…』
『男の子なんて嫌い。大嫌い。女の子が…麻莉奈が好きなの』
『花音…』
『わたしたち、ずっと一緒だったよね?わたしが誰より、お父さんやお母さんより、麻莉奈のことわかってるの。麻莉奈だけを見てたの。麻莉奈のこと考えると、ドキドキするの。誰にも取られたくない!わたしだけの麻莉奈にしたいの!わたしが一番、麻莉奈のこと大好きだから!』
友達は大声で泣き出した。
マジで麻莉奈に惚れてる。すごいカミングアウトだ。これは面白い!
麻莉奈は混乱してるようだ。
『でも…わたし…』
『急に言われてもビックリするよね…わたし変かな…ヘンタイかな…』
『そんなこと思ってないよ!でも…どうしたらいいか、わかんないよ…花音は大切な友達だよ。でも…』
『わかってる…ごめんね、変なこと言って。もういいよ。麻莉奈が言いたくないなら、もう聞かない。ガンコなのは、よく知ってるから。さっき言ったことも忘れて』
『でも花音…』
『もう帰るね』
花音が帰った後も、麻莉奈は部屋でじっとしているようだ。
友達の告白のこと、考えてるのか。あるいは俺としていることを、親友にも隠している罪悪感を感じてるのか。
いずれにせよ、良くない状態だ。
食事もあまり食べずに、早々と部屋に引きこもってしまった。
夜、俺は麻莉奈に電話した。
「あのお友達は、大丈夫だった?」
「うん…」
「何かあったみたいだね。今から会えるかな。勉強じゃなくて、ちょっとドライブしよう」
麻莉奈を乗せて走り、小高い丘の公園に停めた。
やっぱり、麻莉奈は落ち込んでいた。
「少し歩こうか」
車を降りて、手をつないで歩いた。
街灯が少ない公園は、かなり暗かった。
柵の前にあるベンチに腰掛けた。向こうに街の灯りがチラホラ見える。田舎の町だ、夜景などと呼べるほどではない。
それでも麻莉奈は
「きれいだね…」
俺も並んでプチ夜景を見ながら
「あのお友達は、何て言ってたの?」
「一緒に来たいって。でも無理だよね」
「まあ、そうだね。他には?何か言わなかった?」
「ううん、何も…」
言いたくないか。そうだろうな。
『男の子なんて嫌い。大嫌い。女の子が…麻莉奈が好きなの』
『花音…』
『わたしたち、ずっと一緒だったよね?わたしが誰より、お父さんやお母さんより、麻莉奈のことわかってるの。麻莉奈だけを見てたの。麻莉奈のこと考えると、ドキドキするの。誰にも取られたくない!わたしだけの麻莉奈にしたいの!わたしが一番、麻莉奈のこと大好きだから!』
友達は大声で泣き出した。
マジで麻莉奈に惚れてる。すごいカミングアウトだ。これは面白い!
麻莉奈は混乱してるようだ。
『でも…わたし…』
『急に言われてもビックリするよね…わたし変かな…ヘンタイかな…』
『そんなこと思ってないよ!でも…どうしたらいいか、わかんないよ…花音は大切な友達だよ。でも…』
『わかってる…ごめんね、変なこと言って。もういいよ。麻莉奈が言いたくないなら、もう聞かない。ガンコなのは、よく知ってるから。さっき言ったことも忘れて』
『でも花音…』
『もう帰るね』
花音が帰った後も、麻莉奈は部屋でじっとしているようだ。
友達の告白のこと、考えてるのか。あるいは俺としていることを、親友にも隠している罪悪感を感じてるのか。
いずれにせよ、良くない状態だ。
食事もあまり食べずに、早々と部屋に引きこもってしまった。
夜、俺は麻莉奈に電話した。
「あのお友達は、大丈夫だった?」
「うん…」
「何かあったみたいだね。今から会えるかな。勉強じゃなくて、ちょっとドライブしよう」
麻莉奈を乗せて走り、小高い丘の公園に停めた。
やっぱり、麻莉奈は落ち込んでいた。
「少し歩こうか」
車を降りて、手をつないで歩いた。
街灯が少ない公園は、かなり暗かった。
柵の前にあるベンチに腰掛けた。向こうに街の灯りがチラホラ見える。田舎の町だ、夜景などと呼べるほどではない。
それでも麻莉奈は
「きれいだね…」
俺も並んでプチ夜景を見ながら
「あのお友達は、何て言ってたの?」
「一緒に来たいって。でも無理だよね」
「まあ、そうだね。他には?何か言わなかった?」
「ううん、何も…」
言いたくないか。そうだろうな。